認知症高齢者の在宅介護のポイント-その3選

2016年1月21日

認知症症状への対応の仕方

認知症異常行動の対応の基本は、まず非難をしないことです。次に強制をしたりそのような言葉を投げかけないことです。そうして、制止をさせないこです。粗暴行為には、よく見ると必ずきっかけがあることがわかります。それがわかれば接するときに、そのきっかけをつくらないことです。何もせず、感情の動きも乏しいという時にでも、ちょっとしたきっかけで動いたり笑顔が浮かぶということがあります。そのきっかけを逆に利用するのが秘訣です。

認知症の在宅介護について

在宅介護の全体像は、身辺介護、介護者ストレスの軽減、認知症状への対応と3タイプに分かれます。この3つを家族の力だけで解決することは不可能だと考えておくべきです。また、認知症高齢者も環境が変わると行動も変化するため、社会的サービスを利用することです。決まった介護者ではない他人が世話をしたり、場所が変わると異常行動が少なくなるというケースもあります。ホームヘルパーには経験に富んだ人もおり、上手に介護してくれる人もいるのです。

介護者のストレスは相手にも伝わります

認知症高齢者を介護している人のストレスは強いものがあります。これはいつ異常行動が起きるかわからないため、介護に拘束される時間も長く、気を抜くことができないからです。介護者のストレスは、相手にも悪影響が出て異常行動を助長しかねないことや、ストレスのあまり虐待さえ起こしかねないことも少なくありません。ストレス軽減には、介護から離れて心身ともに自由な時間を持つことです。通所サービスなどの利用を考えることです。

介護に就職を考えている場合には、老人ホームなどに見学を希望したり、専門的な資格を取得したりすることが大切です。